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AOR=「Adult Oriented Rock」=お子様向けの商業ロックを卒業したいわゆる大人向けのロック、日本ではこうです。アメリカでAORといえば「Album Oriented」の略で、R=「Rock」と「Radio」の両方、つまりはシングルヒットに傾倒せずアルバムをトータルに聴かせようとするロック、ないしはFM局という意味です。日本でいうAORは正確にはAC(アダルト・コンテンポラリー)なんですね、フュージョン系のインストやクワイエット・ストーム系のブラックミュージックも含まれます。ま、割とファジーな括りなんですが、ジャズやソウル、フォーク・カントリーといった要素をエッセンスとしたロック・ポップスで、適度な洗練さと円熟味を感じさせるアダルトさがポイントっちゅうことです。

自分の愛称「ビッシュ」をアルバムタイトルに掲げたスティーブン・ビショップの2作目。彼のキャリアはアート・ガーファンクルの「ブレイクアウェイ」に作曲を提供したのが始まり。日本ではAOR世代にしか知られていないミュージシャンだと思いますが、珠玉のバラードにエスプリの効いたポップソング、ウィットに富んだインタールード…かなり完成度の高いアルバムで、AOR史上に残る傑作の1つなのは間違いありません。緻密なアレンジ、繊細なメロディ、優しいボーカル、しっとり聴けるオススメの1枚。1978年の作品。



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01.If I Only Had A Brain
02.Losing Myself In You
03.Looking For The Right One
04.Everybody Needs Love
05.Guitar Interlude
06.A Fool At Heart
07.What Love Can Do
08.Vagabond From Heaven
09.Bish’s Hideaway
10.Only The Heart Within You
11.Recognized
12.I’ve Never Known A Nite Like This
13.When I Was In Love

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

日本では全くといっていいほど無名ですが強烈にリコメンドしたいジョニー・ラング。1997年弱冠16歳でメジャーデビューしたブルースマンです。彼の円熟したハスキーなボーカルやギタープレイをなんの予備知識なく聞いたとして、絶対15歳(レコーディング時)には思えないでしょう。

ジョニー・ラングが初めてギターを手にしたのは12歳で、たまたま観に行ったローカルバンド「ザ・バッド・メディスン・ブルース・バンド」に衝撃を受け、そのバンドリーダーのテッド・ラーセンからギターのレッスンを受けるようになります。ジョニーはごく短期間でギターをマスターし、数ヶ月後にはバッド・メディスン〜のフロントマンになったとゆーから驚きです。バッド・メディスン〜は「キッド・ジョニー&ザ・ビッグ・バン」と名前を変えノースダコタやミネソタ周辺で活動、やがて自主制作アルバム「Smokin’」をリリースします。この間ジョニーはルーサー・アリソン/バディ・ガイ/ジミー・ヴォーン/ロバート・ロックウッドJr.といった数々のビッグネームと共演、また高く評価され、天下のメジャーレーベルA&Mとの契約にこぎつけます。



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01.Lie To Me
02.Darker Side
03.Good Morning Little School Girl
04.Still Wonder
05.Matchbox
06.Back For A Taste Of Your Love
07.Quitter Never Wins
08.Hit The Ground Running
09.Rack ’Em Up
10.When I Come To You
11.There’s Gotta Be A Change
12.Missing Your Love

デビューアルバムとは思えない圧倒的な説得力で聞きごたえ十分。プレイはもちろん選曲も録音も文句なしです。このアルバムをリリースした後、ジョニーは「ブルースブラザーズ2000」にも出演、「#634−5789」で今は亡きウィルソン・ピケットと共演していますね。まだ粗さの残る自主制作盤「Smokin’」もオススメ。

当時は同年代のケニー・ウェイン・シェパードやシャノン・カーフマンと並んで語られることの多かったジョニー・ラング。低迷の続く米ブルース界においては「氷川きよし@ジャパニーズ演歌」のような期待のポジションだったんでしょうか(笑)この後も1998年「Wander This World」、2004年「Long Time Comin’」とリリースするも、ロック寄りな方向性に完全移行。レニー・クラヴィッツの白人版といったところでしょうか、全然悪くはないんですが個人的にはあまりオススメしません。若さゆえか、ブルース一本ではつまらなかったのか、彼にとってブルースは簡単すぎたのか…かなり残念です。

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

ロック・ジャズ・ソウルのエッセンスをブレンドし絶妙なバランスで再構築させるスティーリー・ダン。あくまでポップスとして成立していながら、もはや別次元のクオリティ。「AOR」というジャンルで語っていいのかどうか…。グループの結成は1970年代初め。当初は6人のバンド形態ですが、やがてメンバーが次々と脱退。代わりにスタジオミュージシャンを多く起用するようになり、76年の「The Royal Scam(幻想の摩天楼)」からはドナルド・フェイゲン(v/k)とウォルター・ベッカー(g/b)のユニットに。「エイジャ」はそれに次ぐ77年の作品、AOR史に残る傑作です!お子ちゃまロックに飽きた人は是非。



>【AJA(エイジャ)】をタワーレコードで探す

01.Black Cow
02.Aja
03.Deacon Blues
04.Peg
05.Home At Last
06.I Got The News
07.Josie

ハイファイなサウンド、計算しつくされたアレンジは「一年以上も同じスタジオの同じ時間帯を押さえている」というエピソードもあながち冗談じゃなさそうな完璧主義者っぷり。「4.Peg」のソロはラリー・カールトン/リー・リトナー/トム・スコット…そうそうたるソリストがチャレンジしたにも関わらずNG、結局7番目(!)にトライしたジェイ・グレイドンのトリッキーなソロが採用されたといういわく付き。タイトル曲「2.Aja」のスティーブ・ガッドの名演やチャック・レイニー(b)&ベルナルド・パーディー(dr)コンビの「5.Home At Last」、ジム・ケルトナーも叩いてますね、超豪華メンバーの共演です。

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エリック・クラプトンで一番何が好き?と聞かれると私はこのアルバム「E.C. Was Here(エリック・クラプトン・ライブ)」。もちろんバリバリ弾いてる頃のクリームやデレク&ザ・ドミノス時代も大好きなんですが。



>【E.C. Was Here(エリック・クラプトン・ライブ)】をタワーレコードで探す

01.Have You Ever Loved A Woman
02.Presense Of The Lord
03.Drifting Blues
04.Can’t Find My Way Home
05.Rambling On My Mind
06.Further On Up The Road

1971年〜73年のブランクを挟み30代を目前にして74年「461 Ocean Boulevard」で復活、翌75年には「There’s One In Every Cloud(安息の地を求めて)」をリリースし6年半ぶりのツアーも再開、「安息の地〜」はセールス的にはいま一つ振るわなかったものの、完全復帰をアピールすべく矢継ぎ早にリリースされたのがこのライブアルバム「E.C. Was Here」です(1975年8月発売)。

74年7月のアメリカツアーから5曲、「Rambling On My Mind」だけが同12月のハマースミス・オデオンからピックアップされ、ドミノス・ブルースブレイカーズでの録音よりスロー&ヘビーな「Have You Ever Loved A Woman」「Rambling On My Mind」、アコースティックの「Drifting Blues」、「Further On Up The Road」、長尺ソロの「Presence Of The Lord」…とかなり聴きごたえのある内容。レイドバック期のクラプトンにしては普通に(?)弾いていて、逆に気合いが入り過ぎてなくていいような気さえします。どれもイイです。が、セールス的にはこちらもイマイチだったようですw

この頃のクラプトンのメインギターはブラッキーではなく1958年型ギブソン・エクスプローラー。サウンドもハムバッキングらしい粘り&パンチのある音です(ES335という可能性もありますが)。アンプはカスタムされたフルチューブのミュージックマン!

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